top of page
Hotate Art Museum
ほたて幻想美術館
デジタル絵画とは
このサイトにアップされている「デジタル絵画」の描き方についての簡単な解説のページです。
デジタル絵画とは、簡単に言えばパソコンで描いた絵のことです。
デジタルとは言っても、普通の絵画と同様に、下絵から着色まで全ての工程を手描きで描いており、写真などの合成はしておりません。
デジタル絵画の場合、キャンバスや絵筆の代わりに当たるのが「ペンタブレット」と「電子ペン」です。これに加え、パレットや絵の具の代わりに当たる「Photoshop」などのソフトを駆使し、手描きで絵を描き進めて行きます。

左の写真の大きな板のようなものが「ペンタブレット」
と呼ばれる機械です。「電子ペン」を用いて、この機械の板状の部分に、直接絵を描いていきます。
デジタル絵画の場合、絵の具を用いて描く一般の絵画と異なり、間違ってしまっても何度でもやり直しが可能です。また、「レイヤー」を重ねていくことにより、複雑な画像を構成していくことができます。
「レイヤー」とは透明な紙のようなもので、よくアニメのセル画に例えられます。

右の写真は、ハスの花びらを描いているところです。
花びらの部分はそれぞれが独立したレイヤーであり、下の葉の部分や他の花びらの部分等に影響を与えることなく、移動や削除、変形などが可能です。

最後に花びらの色や向き、形などを調整して一つの花が完成します。
この工程を繰り返すことにより、全体としての絵が出来ていきます。
